日本大学大学院総合社会情報研究科
人間科学・教育学専攻研究会
「学び舎のつどい」開催報告


博士課程修了生 大泉早智子



 
      発表の様子



ロールプレイング:「学校現場を混乱に
巻き込むクレームの数々、こんなクレーム
・あんなクレーム−」の様子














「学び舎のつどい」は平成257月に研究会として設立し、今年で2年目を迎えている。

 この研究会の主旨は、同窓会ではなく本研究科で人間科学や教育学を学んだ方々の研究の発表や情報交換の場として設立されている。

 今回、第2回となる「学び舎のつどい」は平成26817日(日)に文理学部の教室で行なわれた。
 まず午前
10時に下高井戸駅に集った幹事達は、お楽しみ昼食会を企画した。このレシピを担当したのは佐藤さんである。集まったメンバーは美味しいオードブルを楽しんだ後、研究会に臨んだ。
 口頭発表会を行ったメンバーのテーマは以下のとおりである。

・佐藤久美「病院の委託清掃業者の感染対策」
・大泉早智子「学修者があらわすパフォーマンスを
       ルーブリックで評価」

・片岡公博「大学職員としての活動」
藤岡信二「海外勤務の挫折と成功」

 この口頭発表には、前日まで行われていた「修士・博士課程合同の特別研究会」に参加した現役生も加わり、熱心な質疑応答が行なわれた。
 そしてその後、休息をはさんだ後には、幹事企画「学校現場を混乱に巻き込むクレームの数々、こんなクレーム・あんなクレーム」が行なわれた。
 内容について説明すると、
@グループ(二人一組)分けA各グループに事例を配布Bパフォーマンスを各グループで検討C対策をグループで考え紙に書くDパフォーマンスを違う事例で繰り返すEグループの紙を黒板に貼るFその中から最高のものを選ぶG最高点のグループを選ぶ(「ベストアンサー」「パフォーマンス」の各賞)H最後に、田中さんが「クレームを述べる親」と「受け手の学校」の基本的な態度を説明し、参加者はロールプレイングで熱心に参加していた。
 この企画は田中さんが考案したものである。そして、北野先生から表彰者が選ばれ、おおいに盛り上がりを見せた。
 そして、この研究会の口頭発表や内容は研究紀要として製本して発行する予定である。

 夕方からは、現役生、卒業生、合同の懇親会が行なわれ、夜遅くまで話に夢中になり友好を深めあった。