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今の地点に止まっていることもできるし、新しい領域に進出してクラブ支部を作ることもできる
支部とは何か
支部は、既存の(親)クラブのメンバーになる数人のグループである。支部は、親クラブとは
別の地で例会を開き、奉仕活動を行う。
支部を作ることにより、正クラブをサポートできない事情がある時、そのような地域に、ライオンズ
クラブを広めていく機会ができる。正クラブをチャーターするためには、最低20人の会員が
必要である。
支部の編成
地域の評価
親クラブの地区内のどこでも支部を作れるが、現在ライオンズクラブの存在しない地域が好ましい。
クラブのある地域で支部を作る場合には、親クラブがそれら既存のクラブ文書による許可を得なければ
ならない。一つの地域には一つの支部だけ許されるが、一つのクラブは複数の支部を作ることができる。
支部を編成できる地域の例
● 小さな町 ● 農地 ● 民族区域 ● 企業集団地
● 医療施設集合地 ● ショッピングモール、市場、商店替
地域社会で何が必要とされているか、そのニーズを評価しなければならない。
会員勧誘
支部会員を勧誘するためのリストを作る際には地区ガバナー、キャビネット構成員、元地区役員、
地元商人、他の人たちと相談する。支部の活動に関心がありそうな地域社会指導者や企業指導者にも
相談する。入会見込み者のリストができたら、親クラブが情報会議を開くことができる。
親クラブは 積極的に会員を勧誘する前に支部編成の意図を地区ガバナーに知らせるべきである。
情報会議開催
情報会議の目的は、ライオンズが入会しそうな人と非公式に会って支部編成の可能性について話し合う
ことである。ライオンズになることへの関心を高めると共に、入会しそうな人の関心度を測ることもできる。
情報会議=ディスカッション案
● 支部はどのようにして地域社会の助けになるか ● 親クラブの事業及び支部事業案の例
● ライオンズクラブの組織機構及び目的(概要) ● 親クラブ、ゾーン、リジョン、地区、複合
地区、国際本部から得られる支援 ● 数人の親クラブ会員が、ライオンであることから得
たこと(個人的及び職業的確説明する証言 ● 可能であれば次の段階に進み、下に説明
される通りに組織会議を開いて支部を編成するか、他の日に催す組織会議に参加者を招
いて情報会議を閉じる。
組織会議
情報会議の後、参加者に連絡して会議出席を感謝し、関心があることを確認し、組織会議に
出席するよう招く。支部入会に関心のありそうな他の人も会議に連れてくるよう奨励する。
組織会議は、新しい支部編成の最初の会議である。この会議には、支部の入会見込み者及び親
クラブの代表者が出席し、地区ガバナー(出席できれば)、キャビネット構成員、関心のある他の人
も出席することができる。親クラブ会長、地区エクステンション委員長、地区会員委員長、元役員、
あるいは指定された有資格の他のライオンが組織会議の議長を務めることができる。
親クラブは、地元のマスコミを通して、支部編成を広報することができる。直ちに撮影できる広告
が含まれるキットを、新クラブ及びマーケティング課から取り寄せられる。
組織会議−−ディスカッション案
● 支部活動に関する情報 ● 会員の責任 ● ライオンズクラブ国際協会の
組織機構と歴史 ● 各役職及び支部役員選挙の詳細説明 ● 支部会費制度
支部の名称
支部名には、支部が存在する地の名を含め、親クラブの「支部」ということを指定する。例えば「ビッ
グタウン・ライオンズクラブ」が「スモールビル」という町に支部を作った場合には、支部は「ビッグタ
ウン.ライオンズクラブのスモールビル支部」と呼ばれる。支部は、商標登録名を含めることはできず、
ライオンズクラブ国際協会が定める基準に従わなければならない。詳細については、ライオンズクラブ
国際協会理事会方針書を奉照する。
支部編成の抗議
地区ガバナー又は正ライオンズクラブは、正ライオンズクラブ結成の抗議と同じ規則及び手順に従った
て、支部編成を抗議することができる。詳細については、新クラブ及びマーケティング課に問合せる。
親クラブ
役割と責任
親クラブの役割は、高度の献身、活動、熱意を維持するよう支部に助力することである。支部の成功には、
親クラブの絶え間ないコンタクト、関心、相談、アドバイスなどが関係する。親クラブの責任には下記がある。
● ライオンズクラブ国際協会へのクラブ支部通知書(CB−1)提出 (支部編成にはこの用紙
を記入しなければならず、その結果、国際本部の親クラブ記録に支部の 記録が設けられる)
● 支部コーディネーターが適切なオリエンテーション、支援、継続的な訓練を受けることを確認
● 親クラブ及び地区の活動に支部会員の参加を奨勅 ● 会員維持及び増加プラン開発に助力
● 支部コーディネーター及び副コーディネーターの選挙が毎年きちんと行われることを確認
● 支部の活動を支持 ● 入会申込書を処理し、申込書が正しく承認され国際本部に報告された
ことを確認支部との連絡を推進するため、親クラブは何らかの会議及び(又は)共同事業につい
て支部と話し合う。
支部組織の鍵
熱意のある支部会員、支持的な親クラブ、有資格の支部連絡員は、支部を組織し成功させ、続けさせる
ための鍵である。更に下記が必要である。
● 親クラブは、支部の編成に助力する用意でいると共に、必要な限り、更に助力し支援する用意で
いなければならない。
● 支部と親クラブの間で率直なコミュニケーションを維持することが不可欠である。これを達成す
るには、支部連絡員が毎月、支部の活動について親クラブに報告する。連絡員は、親クラブの活
動や支部に関係する方針について、絶えず支部に知らせておく。
コミュニケーションの流れと報告書配布のチャート
国際本部 | 親 | 支部 |
←「クラブ支部通知書(CB−1)」を提出し て、置際本部に通知 ←支部会員の国際会費を国際本部に支払 支部に関係する議事/方針について支部 コーディネーターに通知→ ←「支部会員変更届(CB−2)」を提出し て、新会員、退会者、転籍会員、他の会 員変更を国際本部に通知 ←親クラブの口座への請求で支部用品注 文書を提出 |
←アクティビティ報告書を提出 |
支部
リーダーシップ及び組織
コーディネーター、副コーディネーター、連絡員で構成される執行委員会が、支部を管理する。支部
コーティネー夕ーと副コーデイネーターは、グッドスタンデイングの支部会員によって選出される。任
期は、7月1日から6月30日である。新しく編成された支部の役員は 2年目にも続けて役職を務められる
が 会員による再選が必要である。親クラブの理事会が支部連絡員を任命する。
支部執行委員会の責任
支部コーディネーター
● 支部会員から選ばれて支部の指導者を務める。 ● 親クラブ理事会のメンバー
を務める。 ● 親クラブの理事会々議及び(又は)例会への出席が奨放される。
● 予定される支部活動の報告及び月例財務報告書を親クラブに提出する。
● 支部と親クラブとの間の率直な話合い及び効果的なコミュニケーションを推進
する努力を統制する
支部副コーディネーター
● 支部会員から選ばれて支部の行政員を務める。支部の収入及び支出を記録し、
親クラブに提出する月例財務報告書を作成する。
● 支部に対する問合せや要請に応じる。● 支部の議事録を取り、支部記録を保管する。
● 会員記録を保管し、「支部会員変更届(CB−2)」を使って新会員、退会者、転籍会員、
他の変更を親クラブ幹事に通知する。
支部連絡員
● 親クラブの理事会から任命されて、支部の執行委員会の役員を務める。
●支部を指導し(ガイデイング・ライオンと類似)、経験のあるライオンでなければならない。
●支部会員との良い関係を築き、率直なコミュニケーションを維持し、要請に応じて助力を与える
一般会員
支部会員
●支部の活動について投票する。●親クラブの会合に出席している時には、投票権のある親
クラブ会員になる(支部会員は親クラブの会合に自ら出席している場合にのみ、定足数の数
に入れられる)支部会員は、親クラブの例会に出席するよう奨励きれる。
● 支部の委員会メンバーになれる。
支部オペレーション
例会
支部は、一か月に少なくとも2回の例会を開くよう奨励される。各支部が、例会の曜日と時間を
決める。支部例会の長さは1時間半を超えず、時間厳守で始まり終了するのが良い例会の一部として
食事を出す事が便利に思う支部も幾つかある。支部例会への出席は 親クラブ例会出席の義務を
果たしたことになる。
会員及び会費
地域社会内で優れた特性を持ち声望のある成人は誰でも、招請を受けてライオンズクラブ
の会員になれる。
支部は新会員一人につき、ライオンズクラブ国際協会入会招書(ME−6)及び支部会員変更届
(CB−2)を記入して、親クラブに提出する。親クラブ理事会の承認を受けたら、親クラブは
支部会員変更届を親クラブの月例会員報告書と共に国際本部に提出する。
支部会員変更届(CB−2)及び入会招請書(ME−6)の用紙を追加に希望する支部は、新クラブ
及びマーケティング課に要請する。
新しい支部会員の入会費はUS$25.00(又はその相当額)である。他のクラブの現会員又は6か月
以内にグッドスタンデイングでライオンズクラブから退会した人は、無料で転入することができる。
支部会員は、親クラブの会員から徴収されるのと同額の会費を支払う。
会費及び入会費の小切手を切った場合には受取人を親クラブとする。
保険
親クラブの一部として支部には、責任保険が掛けられる。
(親クラブ幹事が、保険の詳しい小冊子を持っている)
資金獲得
親クラブは、支部が集めた資金のために口座を設けるべきである。この資金は、支部の地域社会におけ
る奉仕活動のために使わなければならない。親クラブの理事会は 親クラブの理事会が支払を承認した
小切手など手形に裏書する権限を 支部コーディネーターに与えることができる。
クラブ用品注文
支部の名称が記入された用品には親クラブの名称も含み、親クラブを通して注文しなければならない。
名前の入らない用品であれば、支部はクレジットカード又は他の前払いで、直接国際本部に注文するこ
とができる。親クラブの幹事だけが、口座請求で用品を注文できる。
チャーター申請
クラブ支部の会員が20人に達したら、正クラブになることを考慮できる。関心のある支部のためには、
エクステンションキットが新クラブ及びマーケティング課に用意されている。
支部解散
親クラブ理事会の三分の二の票決により、支部を解散させることができる。支部が解散した場合には、
支部会員は親クラブの正会員とみなされ、親クラブの活動に参加するべきである。
「リーダーシップ機構」
支部編成の詳細については、コーディネーターのための支部管理の手引(CB−5)を参照するか、新クラブ
及びマーケティング課に問合せる。
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