『私たちに課せられた環境問題"環境スキルとは"』
高崎ニューセンチュリーライオンズクラブ
会 長 大泉早智子
こんにちは、私たちは最近国際本部が許可した20−35才までの青年で構成
される新世紀ライオンズクラブです。結成式では大変ありがとうございました。
私たちに今、求められている事は発想の転換ではないでしょうか、今年度の
ガバナーが掲げられる方針『ライオンズ・ルネッサ元年』に象徴されるように新し
い概念、新しい人間の生きる方向性は何かが求められ、大量生産・大量消費
の時代の歪みが一番弱い青少年に表れ大きな事件がたくさん起こっていると
思います。
今までの制度そのものが果たしてこれで良いのか問われていると思います。
ライオンズクエストプログラムも私たちに生きることは何か青少年のおかれてい
る環境がこれで良いのか問われて開発されたと聞いております。青少年に一番
近い私たちにとっておのずと気持ちもよく理解できます。私たちは、生まれてす
ぐ同じ年代の子供たちと一緒に毎日が競争の時代を過ごしてきました。学校、
塾、受験、親の勧める習い事に終われる毎日、とてもこの様なめまぐるしい毎日
にあって物の大切さ、地球環境の大切さへの心が及ぶことがあるのでしょうか、
机の上では勉強します。でも私たち自身がどれだけ自覚しているのでしょうか。
また、人間にとって何が一番大切なことなのか、きちっとした、しつけもなかった
ような気がいたします。出来るだけ人より良い成績を取り、良い会社に就職する
ことが親の望む事で、そのためにはいろいろな人間として大切なことを犠牲にし
ていたのかも知れません。
物を大切にする、他人を大切にする。この優しい心を育てる事が環境問題に対
する一番の近道だと思います。この事は子供たちを変えるのではなくそれを育
てる親の考え方を変えることが必要だと思います。
また同時に社会の風潮も変えていかなくてはいけないと思います。私たちのクラ
ブは若くして実社会にすでに働いている人、また大学院で研究をしていている人
、いろいろな環境のメンバーがいます。この様な中から私たちに出来る奉仕活動
が地域社会で評価を得るようにすることが取りも直さず大きな核となって社会を変
えていける様に取り組んでいきたいと思います。理想は大きく、実際身近な所か
ら実践していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。